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NISHIPPLE

はじめに

A*p*e II コンパチのロジックボードの組み立てキットです。

動作させるには、フラッシュメモリに BASIC ROM とキャラクタ ROM を焼く必要があります。フラッシュメモリの焼き込みサービスをご利用下さい。

キーボードには Apple II Plus 用 USB キーボードアダプタが使えます。

ラジオ工作の上級者向けです。

box
届いた!
open
わくわく
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基板♡
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部品をひとつづつ取り付けて半田付け♥
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ようやく組みあがりました☆
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これが6502マイクロプロセッサ!スロットは一つ。
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DRAM は安価なジャンク品。発振回路は5VのみでOK。
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BASIC ROMはフラッシュに。ROMイメージをスイッチ切り替え。

回路

回路は II Plus を元にしていますが、以下の点で異なります。

基板のサイズも異なります。お好みの箱に入れて完成させて下さい。

主な変更部分の回路図

BASIC ROM 回路
DRAM 回路
ジョイスティック回路 (558 の 555 への置き換え)
水晶発振回路
カセット入力回路

フラッシュROMへの書き込み

BASIC

EN29F002T の 1000h - 3FFFh の部分に、 Apple II から吸出した 12K バイト (12288 バイト) の ROM イメージを置きます。
0000h - 0FFFh には、ダミーのデータを置いてください。

複数の ROM セットを切り替えて使う場合、それ以降のアドレスに続けて、同じようにデータを用意します。

DUMMY : 0000h - 0FFFh
ROM0 : 1000h - 3FFFh
DUMMY : 4000h - 4FFFh
ROM1 : 5000 - 7FFFh
DUMMY : 8000 - 8FFFh
ROM2 : 9000 - BFFFh

CHARACTER

EN29F002T の先頭から、データを書き込んで下さい。

フラッシュメモリ EN29F002T ライタで書き込む場合、 データを適切に埋め合わせ、全体で 256K バイトの長さにしてから書き込んでください。

パーツ表

基板のシルクスクリーン面

だいたい左から右、前から後です。

CPU, フラッシュ ROM, DRAM
CHARACTEREN29F002T
BASICEN29F002T
DRAM1-2TMS44400DJ 等
CPU6502
トランジスタとダイオード
Q52SC1815
Q422SC1815
Q412SC1815
DRQ12SC1815
XQ12SC1815
Q62SC1815
BAQ12SC1815
Q32SC1815
CR11S2076 等
CTQ12SC1815
汎用 IC
UA374LS166
UA874LS257
UA974LS151
UA1074LS194
UA1174LS74
UA1274LS02
UA13NE555
UA1474LS02
UB474LS194
UB574LS174
UB674LS257
UB774LS257
UB874LS174
UB974LS194
UB1074LS74
UB1174LS08
UB1274LS11
UB1374LS02
UB1474LS02
UB3NE555
UA274LS00
UC1174LS04
UC1274LS257
UC1374LS51
UC1474LS32
UH374LS367
UB274F86
UD1174LS161
UD1274LS161
UD1374LS161
UD1474LS161
DRU274LS244
UH274LS138
UB174LS175
UC174LS153
UC274LS195
UE1174LS153
UE1274LS153
UE1374LS153
UE1474LS283
FLU174LS09
DRU174LS08
UJ174LS257
UH174LS08
UF274LS139
UD274LS20
UF1274LS138
UF1374LS138
UF1474LS259 or 9334
UH474LS367
UH574LS367
UH131-134NE555
UH1274LS138
UH1474LS251
UH1074LS245
UJ1374LS74
LCR
PC90.1uF
R141KΩ
R262.2MΩ
PC10.1uF
C40.1uF
C120.1uF
PC20.1uF
R2533Ω
PC100.1uF
RA021KΩ x 8 素子
RA031KΩ x 8 素子
DRR11KΩ
DRR21KΩ
R321KΩ
R311KΩ
PC30.1uF
R1212KΩ
R133.3MΩ
C150.1uF
XR210KΩ
XR110KΩ
XC1100PF
XC2100PF
XR351Ω
XC410uF 電解
XC330PF トリマ (白)
PC110.1uF
PC40.1uF
BARA11KΩ x 4 素子
PC120.1uF
R51KΩ
PC50.1uF
R274.7KΩ
PC60.1uF
C350PF トリマ (緑)
C920.1uF
C910.1uF
C380.01uF
C247PF
L127uH
PC80.1uF
C940.1uF
C930.1uF
C70.022uF
C80.022uF
C50.022uF
C60.022uF
R62.7KΩ
R82KΩ
R71.5KΩ
R11200Ω 半固定
R23100Ω
R20100Ω
R21100Ω
R22100Ω
R331KΩ
C110.1uF
R910Ω
R2447KΩ
R1033Ω
PC70.1uF
CTC30.1uF
CTR5100KΩ
L7とりあえず短絡
BAR31KΩ
BAR11KΩ
PC140.1uF
PC130.1uF
BAR21KΩ
RA011KΩ x 8 素子
PC150.1uF
PC160.1uF
CTR110KΩ
CTR42KΩ
C100.1uF
CTR210KΩ
CTC20.1uF
CTR3100Ω
R18100Ω
R1912KΩ
XTAL14.318 MHz 水晶
BASW14 素子 DIP スイッチ
VIDEORCA ジャック
CASIN3.5 mm モノ・ジャック
CASOUT3.5 mm モノ・ジャック
SLOT650 ピン・エッジコネクタ・ソケット

表のほかに、40ピンDIPソケット1個、20ピンソケット2個、16ピンDIPソケット35個、14ピンDIPソケット18個、8ピンDIPソケット6個必要です。

pic7
動いた✿

注意事項

ラジオ工作の上級者向けです。腕に自信のない方はご購入なさらないで下さい。

TTL、CPU は、NISHIPPLE の試作品で実際に動作を確認しています。

5V 2A 以上のスイッチング電源を用意してください。SDISK II、Apple II Plus 用キーボード・アダプタの組み合わせで使う場合は、5Vだけで OK です。

pic8

スロットは、右後ろがピン1です。

オートスタートROMを使用する場合、電源を切ってすぐに入れると、ROMのオートスタートが働きません。DRAMのコンデンサの放電が遅いためです。しばらくしてから入れなおして下さい。

製作記事

zak さんによる NISHIPPLE 製作記事