PC-8801 mkII 用 フロッピードライブ変換コネクタ

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はじめに

私の PC-8801 mkII には、フロッピードライブが付いていません。 いわゆるモデル 10 で、当時はまだフロッピードライブは高価だったのです。 現在では、3.5インチのフロッピーは安く手に入り、DOS/V 用ドライブはジャンク屋でかなり安く買えます。

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80年代当時のフロッピードライブと現在のフロッピードライブの接続の違いは、ごく僅かです。 もちろん、ディスクは 5 インチから 3.5 インチになり、容量も増えています。 しかし、多くの DOS/V 用ドライブが 300 RPM の 2DD をサポートしていますから、その前半の 40 シリンダを使用して 2D ドライブの代用として 機能させることができます。

そこで、配線とコネクタの違いを吸収する変換コネクタを作ってみました。

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製品の概要

5インチのドライブのコネクタは カードエッジ型になっています。DOS/V 用ドライブ側は 34 ピンのフラットケーブルコネクタになっています。 本変換コネクタの回路を以下に示します。

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本変換コネクタとフロッピードライブは、DOS/V の FDD で良く用いられている、10ピンから16ピンが逆に(ひねって) 接続されているケーブルで接続します。通常、DOS/V 用ドライブは、drive select 1 がイネーブルになると 動作するように設定されているのに、ドライブ A の場合 DOS/V 機からの drive select 0 の信号を用いるためです。 このようなケーブルが多く出回っているため、本変換コネクタでも DOS/V 機の慣例に従いました。

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電源ケーブルは、一般のFDD電源用の4ピン変換ケーブルを使用できますが、現在、オマケで付けています。

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PC-8801 mkII との接続

カードエッジコネクタの向きに注意して下さい。ピンク色のマジックで印をつけてある所が1ピンです。 接続した後は、ショート事故防止の為にテープ等を巻いて絶縁して下さい。

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ご注意

カードエッジのコネクタはメッキがしてありませんので錆びやすいです。錆びた場合、コンパウンドなどで磨いて、乾拭きし、錆を取り除いて下さい。

2HD のフロッピーは、検出用の窓をテープ等で塞ぐことで 2DD として認識させることが出来ます。

本機では、2DD ドライブの前半のシリンダを用いるため、DITT 等で 2DD のドライブで 2D の D88 イメージを書き込んだディスクは読みません。 D88 のディスクの種類を 2DD に変えて(1Bh バイト目を 10hにする)、2DD のデータとして書き込む必要があります。

免責事項

私個人(アマチュア)による手作りです。
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