初代 APPLE II から APPLE IIc までは、コンポジット出力なので、テレビのビデオ端子に繋いで楽しむ事ができます。
NTSC の規格を生かした、その滲みカラーは、とても味わい深いものですが、お世辞にも美しいとは言えません。
80 年代前半には、既に RGB 接続のディスプレイが一般的でしたが、基本8色しか表示できませんでした。
そのため APPLE II は、相変わらずコンポジット出力のままでした。
80 年代中頃に、21ピン RGB と呼ばれる、水平同期周波数 15 KHz のアナログ RGB ディスプレイが出てきました。
そして近年、水平同期周波数 15 KHz のアナログ RGB 入力ができる AV マルチ入力の付いた、SONY の WEGA が生産されました。
そこで、APPLE II にアナログ RGB 出力を付けるアダプタを開発しました。水平周波数 15 KHz のアナログ RGB ディスプレイに接続します。 AV マルチ入力につなぐ様に出来ていますが、コネクタを替えれば、21ピンアナログ RGB モニタ、アップスキャンコンバータにもつなぐ事が出来そうです。
APPLE II J plus で実験しました。plus やスタンダードでも使えると思われます。IIc、IIe では使えません。
10cm x 3.75 cm の小さな基板です。接続は、APPLE II の IC を4つ抜き取り、代わりに付属の線がついた IC を差し込むだけです。本体を傷つける事がありません。
AV マルチコネクタは、同ピッチの違うコネクタをベースに手作りしています。本体部は、既存のコネクタを削り出す方法に変わりました。
ローレゾは 16 色です。テキストは自動でモノクロになります。
ハイレゾは 140 x 192 ピクセルの 6 色です。スイッチでモノクロにする事も出来ます。
私個人(アマチュア)による手作りです。
不良等の場合は誠実に対応させて頂きますが、
万が一、ご使用で損害が生じた場合、西田ラヂオでは製品以外について保証はできません。
どうか、ご理解のほどお願い致します。