西田ラヂオとは?

radio

私の祖父は、名古屋で車のラヂエータの修理工場をやっていました。今はもう亡くなりましたが、子供の頃、私はおじいちゃんの工場へ行くのが大好きでした。そこには、扇風機を改造した電気ドリル、手作りの大きな水槽、万力やバーナー、塗装用スプレー&コンプレッサなど、面白いものが沢山あって、たまに手伝いをしました。溶接や塗装をやらせてもらったり、今考えると随分危ない事をやらせてもらったと思いますが、祖父のおかげで、今の私があると思っています。祖父は、人間的にも素晴らしく、いつも感謝を忘れず、気さくで、優しい人でした。祖父から学んだ事は多いです。

一方、私は子供の頃から、いわゆる電気少年でした。小学校に上がった時に、父からラジオ作りを教わり、一時、東京に住んでいた時などは、よく秋葉原に連れて行ってもらったものです。また、初期のパソコンでプログラミングにものめり込みました。「将来は電気屋さんになる。」結局、電気を教えてくれる大学、大学院に進み、電気とコンピュータの基礎を学びました。卒業後、電気メーカーに入って、回路を合成する CAD を開発していました。しかし様々な競争、過労などで、心の調子を崩し退職。もう、電気の世界では生きていけないと思っていました。

5年以上の月日が流れました。

子供の頃に作ったラジオをもう一度作ってみたくなり、ひょんなことからラジオのキットを販売する機会を得ました。私は祖父の精神を受け継ごうと思いました。そこで、祖父の会社「西田ラヂエータ」から「西田ラヂ」をとって「西田ラヂオ」は生まれました。

10台で製作 GO

PCBs

西田ラヂオでは、各商品、10台程度の販売を見込んでいます。超少量生産では、量産効果が非常に小さいために、コストが高くなります。しかし最近は、プリント基板を外注する場合も、非常にコストが下がっており、いよいよ超少量生産への夢が拓けてきました。また、大学院~会社時代に学んだLSI CAD技術も、設計効率化に貢献しています。