P8 USB CRT の CPLD の書き換え

従来の P8 USB CRT を PC-8801 mkII に対応させるためには、CPLD を version 3.0 へ書き換えることが必要です。
CPLD は、USB 経由で書き換えることが可能です。
CPLD の書き換えには、コマンドプロンプトでの作業が必要です。
なお、version 3.0 の CPLD データでは、PC-8801 mkII、PC-8001 mkII での動作のみ確認してます。
従来の CPLD のデータ (version 2.0) もこちらに置いておきます。

Windows の場合

p8_cpld_v3.zip をデスクトップにダウンロードします。

p8_cpld_v3.zip を右クリックし、"全て展開" を選択し、ウィザードに従って展開します。

コマンドプロンプトを起動し(スタート->全てのプログラム->アクセサリ->コマンドプロンプト)、

cd デスクトップ¥p8_cpld_v3¥p8_cpld_v3

で、デスクトップ¥p8_cpld_v3¥p8_cpld_v3へ移動します。

P8 USB CRT エミュレータを、レトロ PC から外しておきます。レトロ PC と繋いだままでは、CPLD の書き換えは出来ません。
また、弊社 88 キーボードエミュレータ等、FTDI 社の USB コントローラを搭載した機器は、全て外して下さい。
pic1

P8 USB CRT エミュレータを、USB に接続します。
pic2

木の棒等の絶縁体で、スライドスイッチを右に切り替えます。
pic3

コマンドプロンプトから、

prog_cpld -v p8usbcrt.svf

と打ち込むと、書き換えがスタートします。画面に経過が表示されます。

pic5

画面表示が止まったら、スライドスイッチを左に戻し、書き換え完了です。
pic4

Mac の場合

Windows とほとんど同じです。コマンドプロンプトの代わりにターミナルを使います。